- 園の日常写真を頻繁に撮れなかった
- 園の保育方針を日常的に保護者へ伝える仕組みがなかった
- 日々の子どもたちの成長を写真で記録できるようになった
- 写真を活用して、保護者に保育方針を伝えられるようになった
保護者とのコミュニケーションに写真を活用している認定こども園さくらの堀 昌浩園長先生に、写真活用の実態をうかがいました。
地域とつながり、働くお母さんと子どもたちを支えたい
認定こども園さくらさまは、どんな園ですか?
「次代の日本の子どもを立派に育てる」「働くお母さんの味方になる」という開設理念に加え、「子どもたちの夢を叶えたい!」という新たな理念を掲げて実践している園です。
こども園・保育園では約300名の園児をお預かりしており、学童も隣接しています。
敷地内には、地域社会向けにカフェを併設。
定期的に夕暮れマルシェ※を開催し、地域とのつながりを大切にしています。
※保護者・地域参加型のイベント。フリーマーケット・お子様参加型ワークショップ・食品販売・エステなどを親子で楽しめます。
日常の記録写真から、保育方針が自然と伝わる仕組みに
保育のなかで写真を活用されているのが特徴的です。どのように使われているのでしょうか?
当園では、保育者全員にiPodを1台ずつ支給し、子どもたちの成長を記録(撮影)しています。
保育者が撮影した日常の記録写真には、コメントを添えて玄関や廊下に掲示。
この記録写真は、保育者だけでなく保護者や子どもたちも見ることができます。
この写真付き掲示物(以下、ドキュメンテーション)を用いて、意図的に園の方針を伝えているんです。
たとえば、「どろんこ水遊び写真」や「BBQをしたい子どもが虫眼鏡で火起こしにチャレンジする写真」なども掲載します。
これが「さくらの保育」であることを、写真を通して保護者の方々にお伝えできるんです。
また、このドキュメンテーションはクラス日誌の役割もあるため、監査資料としても活用しています。
ドキュメンテーションの活用は、当園にとってまさに改革。
今のように活用するまで大変時間がかかりましたが、実施してよかったと感じています。
本インタビューは『スマート保育園・幼稚園・こども園通信』2020年度10月号にも掲載されています。
こちらからPDF版をダウンロードいただけます。
※Web版とPDF版で編集の都合上、一部内容が異なる場合があります。
※記載内容はインタビュー当時の内容です。
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