保育AIが導く「客観的な保育」とは?新人先生が担う、ICT活用による保育の質向上と負担軽減の両立

毎日、こどもたちの成長を記録し、次の保育へとつなげていく。その重要性を理解しつつも、膨大な書類作成や会議資料の準備に追われ、肝心の「振り返り」に十分な時間を割けないという課題は、多くの保育現場が抱えています。

今回は、保育のICT化を積極的に進める保育室びおもすの落合園長先生と、デジタルネイティブ世代の期待の新星・宮本先生に、ルクミーの新機能「すくすくレポート」が現場にどのような変化をもたらしたのか、お話を伺いました。

導入のきっかけ:新人先生の「存在意義」と「ICT化」の融合

保育室びおもすでは、以前から「働きやすさ」の向上を目指し、事務作業のためのノンコンタクトタイム確保に努めつつ、保育者の負担となっている書類作成の時間をもっと効率化する方法はないかと考えてきました。

「アナログ世代の私に代わり、これからの時代に特化したICT・AIの活用を若い世代に託したい。それが新人の宮本先生の自信や存在意義につながればと考えました」と語る落合園長。

ルクミーのトップ画面で「すくすくレポート」のバナーを目にしたことをきっかけに、「これなら自分たちにもできるかも!」と直感し、デジタルネイティブ世代で入社1年目の宮本先生を「すくレポ担当」に任命。保育AIを活用した保育実践がスタートしました。

運用方法:月頭の「すくレポ習慣」で全園児をきめ細かく分析

現在、宮本先生を中心に以下の体制で運用されています。

  • 運用担当: 宮本先生(全クラス分を担当)
  • 作成頻度: 月に1回(毎月最初の週に前月分を出力)
  • 工夫点: より精度の高いレポート作成のため、連絡帳だけでなく「個別日誌」を併用

利用当初は、レポートの内容が似通ってしまうという課題もありましたが、12月から「ルクミーの個別日誌」を活用するようにしたところ、保育AIの要約精度が飛躍的に向上しました。「少ない入力情報でも、驚くほど具体的に要約・分析してくれる」と、他の職員からも驚きの声が上がっています。

導入後の変化:保育AIの「客観性」が保育の新たな視点を創出

「すくすくレポート」の活用は、単なる事務作業の削減にとどまらない、意外な効果をもたらしました。

保育AIの客観的な要約が、保育の新たな視点にもつながっています」落合園長はそう指摘しています。

どうしても保育者の主観や「こうしてほしい」といったようなフィルターがかかりがちな個別記録。しかし、AIがフラットな視点で要約することで、こどもの行動の意味を冷静に捉え直すことができ、こどもの人権養護等、適切で丁寧な保育へと導いてくれるといいます。

また、「よく一緒に写っている子」のキーワード機能では、「これまで見てるようで捉え切れていなかった、こども同士の意外な関係性や興味の対象が、写真とテキストの連動によって可視化されました」と、新しい発見を日々楽しんでいます。

「すくすくレポート」がもたらす3つの価値

活用シーン具体的なメリット
客観的な分析力保育者の主観を抜きにして、こどもの行動をありのままに捉え直せる。
高い言語化能力AIの表現力を参照することで、より言語化された振り返りや計画作成が可能になる。
若手の活躍促進デジタルに強い若手が「担当」することで、自信と役割の創出につながる。

「こどもの最善の利益」を守るためのツールとして

「AIは保育者よりも表現力が高い部分もあります。それを上手く活かしながら、こどもの最善の利益を守る保育を実現していきたい」と語る落合園長。

「すくすくレポート」は、先生たちのパートナーとして、日々の記録を確かな「育ち」の証拠へと変えていきます。自分たちの保育を客観的に見つめ直し、より質の高い関わりを目指したい施設にとって、これ以上ない「サポート」となるはずです。

「客観的な振り返りを取り入れたい」と考えている園の皆さま、ぜひ「すくすくレポート」を活用してみてください。

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