「個別記録の負担を減らしたい!」沖縄県西原町立坂田保育所が「すくすくレポート」で実現した新しい保育のカタチ

日々、こどもたちの成長を温かく見守り、一人ひとりに寄り添う保育者の皆さん。一方で、日々の「保育記録の作成」や「振り返り」に追われ、書類作成に多くの時間を費やしていないでしょうか?特に、0~2歳児のクラスでは個別ごとに作成する記録が多く、事務作業に有する時間が多くなってしまうという声も少なくありません。
今回は、沖縄県西原町立坂田保育所の主任先生に、ルクミーの新機能「すくすくレポート」の導入背景から、具体的な活用事例、そして日々の保育にどのような変化があったのかを伺いました。
導入のきっかけ:個別記録と書類作成の負担を軽減したい
「すくすくレポート」導入前は、特に乳児クラス(0〜2歳児)の書類作成に負担を感じていました。0歳児は1ヶ月ごと、1〜2歳児は3ヶ月ごとに振り返りが必要なため、その作業に多くの時間を費やしていました。
また、クラスだよりの内容を考えることも負担となっていました。3歳児以上になると、保育する人数が多くなるため、順調に成長している子の個別記録は、なかなか取ることができず、何かあった時だけ記録しているという状況でした。
このような課題を解決するため、以前から利用していたルクミーフォトの「自動写真チェックβ」で手応えを感じていたこともあり、「すくすくレポート」の導入を決めました。
導入後の変化:書類作成時間の短縮と日誌の質の向上
「すくすくレポート」導入後、最も大きな変化があったのは、書類作成の時間短縮です。特に、連絡帳や個別日誌の記録を基に生成される0〜2歳児のレポートは精度が高く、内容も分かりやすくまとまっていたため、振り返りや書類をまとめる作業の時間が短縮されました。
3歳児以上では、クラス日誌からの抽出となるため、クラスだよりの作成には十分に活用できるなと感じています。
さらに、日誌の書き方にも変化が生まれました。
「すくすくレポート」は日誌の内容を基にアウトプットが生成されるため、職員に「日誌の書き方によってアウトプットが変わるから、記載内容を充実させるとその後の業務が楽になるかもしれないよ。」と伝えたところ、実際に書き方が変化した職員も現れました。
これまでは活動の動きだけを書いていた職員が、着脱や食事など、より発達面に触れた内容を記載するようになりました。


「すくすくレポート」がもたらす新たな価値
保護者面談の心強い味方に
保護者面談の際にも「すくすくレポート」が活躍しています。面談時間が30分と限られている中で、特に相談事項がない保護者との面談は時間が長く感じてしまうこともあります。
「すくすくレポート」は、指定した期間の一人ひとり保育の軌跡が可視化される為、面談時の「面談材料」となり、保護者との会話をスムーズにする上で非常に役立つと期待しています。
職員の負担を軽減する簡単操作
AIと聞くと、操作が難しいのではないかと不安に思ってしまいますが、「すくすくレポート」は、操作がとても簡単で、マニュアルを読まなくても使用することができました。
複雑な操作性になると職員が使わなくなってしまいますが、特別なサポートが不要で使える手軽さは大きなメリットだと思います。
保育AI活用で「こども主体」の保育を
「すくすくレポート」は、日々の保育記録や保育振り返りの負担を大幅に軽減し、書類作成に追われる時間を短縮することで、保育者の皆さんが本当にやりたい、こども主体の保育に集中できる環境を作り出します。
また、日誌の書き方を見直すきっかけとなり、職員一人ひとりの保育観を育む上でも役立ちます。
「保育AI」や「保育ICT」に関心はあるものの、なかなか一歩を踏み出せないという方も、西原町立坂田保育所さまの事例を参考に、まずは個別の園児やクラスのレポートを作成してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、公式サイトで詳細な情報をご確認ください。
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